封筒奮闘日記

2012年03月26日(月)

封筒屋として

が投稿しました。

まいどどうも、「封筒」ってゆう漢字も好きな南です。
先日、とても嬉しいことがありました。
そしてそれはまた、今自分がしている仕事について、深く考えさせられる出来事でもありました。
あるお客様から、封筒のご注文をいただきました。
お客様からは封筒の現物を当店にお送りいただいており、「これと同じ封筒を作って欲しい」という内容のものでした。
「そのまんま封筒」という、今ご使用されている封筒とほぼ同じ封筒を製作する、当店の人気サービスのひとつです。
それは白い片艶晒の紙(片面がツルッとしている紙です)に朱色の漢字が書かれた、やや小さめの封筒で、いわゆる「神社用封筒」といわれる封筒でした。
当店では日頃から神社用封筒のご依頼も多数いただいておりましたので、私にとっては決して珍しい仕様ではなく、いつも通りに封筒を製作し、お届けしました。
しかしその封筒は、私にとってはいつもの封筒ではあっても、お客様にとっては本当に大切な、思い入れの深い封筒だったのです。
以下、そのお客様より頂いたメールです。
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実は・・・・この豆袋、、
大阪の或る印刷屋さんに勤めてました叔父に頼んで作って貰ってたものです。
20年位前に叔父も定年退職をしました。
「最後の納品だよ。」と言って納めて頂いたものも、気がつけば残部僅少・・!!
「これだけ有れば暫くは大丈夫。」と思って、つい油断してました。
今年分はかろうじて間に合うか。でも「さて何処に頼んだらよいものか?」と悩んでいた時に
目に飛び込んで来たのが「封筒屋どっとこむ」の文字。
 「特注・封筒を作る 特殊な仕様もご相談ください!」
の文字に引き寄せられるようにクリック。
しかもお店は大阪。何かしらん不思議なご縁を感じた次第です。
まさか同じものがまた目の前に現れるとは思ってもみませんでした。
加えて、社員の方々の丁重な応対や心配りには、感心いたします。
10年に1度の発注になるかもしれませんが、どうか今後とも宜しくお願いします。
皆さまのご健康と貴社益々のご発展を祈念いたします。

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このメールを頂いたとき、大きな感動と、喜びと、自分の仕事に対する姿勢についての反省とが、同時に押し寄せてきました。
本当に、身が引き締まる思いでした。
私にとっては封筒は毎日ご注文いただくもので、仕様は異なれど「封筒」という意味では同じものでした。さらに言えば、「封筒は単なる消耗品」という考え方が頭の中に残っていたのだと思います。
しかしそこに込められたお客様の「想い」は千差万別。まさに「たかが封筒、されど封筒」です。
今も忙しい日が続くと、この時に感じた喜びや反省が薄れ、機械作業的な頭になってしまうことがあります。
しかし、一度気付けたことは思い出すことができます。
今後も長く、この仕事を続けてゆくことになると思いますが、大事なことを忘れがちな日には一息ついて、多くのお客様からいただいたお喜びの言葉を思い出し、頑張っていこうと、そんなことを思いました。
ピクチャ 5
以上、南らしからぬ真面目記事でした。